
この映画はグウィネス・バルトロウのファンの夫が借りてきた。グウィネスはどこでも可愛いが、それよりジュディ・デンチ演じるエリザべス女王の笑い顔が天下一品です。当時の舞台(小屋)が細部まで忠実に再現されていて見る価値があります。
でも、話としては第71回(1998年)アカデミー賞で最優秀作品賞など7つをとったとは信じられないほど迫力のない筋書きだった。娯楽映画と思ってみていたほうがよい。
シェークスピアが既婚者で子持ちだということをずっと知らなくて、恋をして、後から知った彼女が動揺するのだが、納得できない筋だった。シェークスピアはストラットフォード・アポン・エイボンの医者の娘と結婚していたが、妻子を捨ててロンドンに出てきてしまったのだ。結婚には束縛されない状態だったと思われる。
それより、私はシェークスピアは誰だったのかということに前から興味があった。彼の戯曲の舞台はフィレンツエやナポリにまで広がっている。ストラットフォードしか知らない田舎者が書けるような話ではない。そして深い人生哲学もある。
哲学者の書いたものではないかという説もある。私としては何人かの合作であったと思っている。そういうことからも、この映画の筋にはいまいち乗れなかった。
ウィネスの主演女優賞は他にたいした女優がいなかったからかもしれないが、ジュディの助演女優賞は納得。
そうそう、こんなおばさん顔のジュディ・デンチだが、初舞台では[ハムレット]のオフィーリアを演じたという。さらに驚いてはいけない、[ロミオとジュリエット]のジュリエットも演じたのだ!! 凄い女優さんです。
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