2009年01月21日

つぐない (2007)

ato1.jpg

この映画はベストセラーになった小説を元にしているという。小説を読んでいないので(映画を見たところでは読みたいとは思わない)、どのくらい再現しているかはわからない。

しかし、題名の[つぐない(atonement)]とは、この少女が姉に渡して欲しいといわれたラブレターを読んでしまったことから事件が起こり、少女はその過ちに気が付いてつぐなう、という意味なのだ。

だから、たぶん、小説では少女の気持ちが掘り下げられるのだと思うが、映画は薄物を着たキーラ・ナイトレイが男の前で水に入り挑発するところが2度も出てきて、キーラのラブシーンも激しく、そちらにリキが入っている。

ato3.jpg

それはそれで良いのだけれど、男が戦争に行って死ぬまでの長いこと長いこと。フランス上陸作戦の大がかりなシーンなど、何で必要なんだろう、と思う。早送りで飛ばしまくっているうちに、男は死んでしまうのだけれど、回想が多い。私は回想がたびたび挟まれる形式がキライだ。特に、この映画のように時系列に沿っていないのはキライだ。せめて順番に書いてよね、と思ってしまう。小説作法(または映画手法 )が下手だ。

少女が大きくなってからの心の葛藤は少し出てきたが、姉が死ぬシーンなどは無し。そしていきなり少女は老婆になる。彼女は小説家になって、最後の作品としてこの半自伝小説を出すのだ。

それで肝心のつぐないは何かというと、死んでしまった彼らを小説の中でハッピーに暮らさせることだった。まあ、ひとりよがりの[つぐない]だこと。だいたい、償いと呼べるか疑問。

この映画で解ったのは、クーラーの無い夏はイギリスでも暑かったということくらい。

プレゼント人気ブログランキング投票 Thanks!
.
.
.
posted by Machilin at 16:42| Comment(0) | 外国映画 2007 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。