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私はJane Austen原作の映画が好きだ。本よりも映画のほうが、この古い話が現代にも通じると実感できる。[プライドと偏見]に書いたように、昔も今も女性にとっての恋愛と結婚には変らない原則がある。だから、この[ジェイン・オースティンの読書会 [The Jane Austen Book Club]をTSUTAYAの棚で見つけたとき、すぐに手に取った。
この読書会では一月に一冊づつ6冊の本を読むので、6ヶ月の間の恋や別居などの発展の話である。でも、最後に読む本が[説得]なので、うまく行かなかった夫婦が元のさやに戻ったり、恋が成就したり、ハッピー・エンドで収まるのだ。というか、筋に合わせて[説得]を最後に持ってきたのね。
ヴィデオの写真では解らなかったが、私の大好きなヒュー・ダンシー(数年前にヒュー・グラントから乗り換えた)が男性側の主役であった。とても得した気分。
私は[高慢と偏見]が一番好きだが、彼らの恋愛には情感がないという人たちが多い。でも、当時の結婚には情感はそれほど必要なかったし、現代のイギリス人の恋愛にも、フランス人みたいなねちっこさやイタリア人みたいなしつこさや韓国人みたいな深刻さや日本人みたいな軽さはない。だから、ジェイン・オースティン原作の映画は今でもイギリスで大受けなんだろう。
ジェイン・オースティンに興味の無い人も、冒頭の部分の都会生活でドジをする人たちの様子は面白い。販売機に紙幣が入らなかったとき、駐車券の差し入れ口に届かなくて券を落としてしまい、後続の車の無言の非難を浴びたとき、私にも覚えがある。時間と効率に追われる都会生活から抜け出すにはベッドでゆっくりと本を読んで読書会に参加するのもひとつの手ではない?
もちろん、ジェイン・オースティンが化石化した女作家で、彼女の本は女が読むメロドラマだという[高慢と偏見]を捨てれば、この映画は男でも楽しめる。
映画化されたジェイン・オースティンの小説
[プライドと偏見]
http://eigadaisuki.seesaa.net/article/81419898.html
[マンスフィールド・パーク]
http://eigadaisuki.seesaa.net/article/112905083.html
[エマ]
http://eigadaisuki.seesaa.net/article/112934519.html
[ノーサンガー・アベイ]
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